2011/06/20
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2008/11/4 津村町Y様邸上棟式
こんにちは。中野建築の中野です。更新が滞ってしまいました。どうもすいません。
さて今回は、上棟式の一風景です。
今でも私どもの近くではこのように上棟式は五式の旗を立て、派手に餅撒きをします。随分と簡略化されて、町中では、あまり見かけなくなりました。しかし、今でも親戚の付き合いが密であったり、近所のつながりを重視されている地域では、まだまだこのような上棟式が残っています。
今回のお宅でも、親戚中が一同にお集まりになられていました。
また近くの方も、たくさんお見えになり、たる酒が振舞われていました。なにかの機会にみんなが集まり、交流する。コミュニケーションが生まれます。段々に人と人がつながっていきます。人と人の付き合いが希薄になりつつある昨今では、こんなきっかけさえ大事なことのように思います。
お施主様にはとてもよい記念になると思います。私小さい頃の思い出にも親父が棟梁として大屋根の上で五色の旗を、掛け声と共に大きく振り、上棟をお祝していた姿が焼きついております。家とは家族を結びつける器であると共に、地域の人々を結びつける器であったらもっとすばらしいですね。