省エネルギー性能
省エネ性能の指標Ua値は0.87以下、夏季ηa値は2.8以下を達成
住宅の省エネ性能は、外皮平均熱貫流率Ua値と、平均日射熱取得率ηa値の値を見ることで、おおまかな住宅全体の省エネ性能を知ることが出来ます。Ua値とは住宅全体からの熱の逃げやすさを表した指標で、ηa値は、日射熱がどれくらい容易に住宅に侵入するかを表した指標です。
当社の建物は、長期優良住宅(三重県内仕様)を基準としており、Ua値は、0.87以下、夏季ηa値は、2.8以下を達成しています。またZEH(ゼロエネ住宅)の基準(三重県内)を満たす場合には、Ua値を0.6以下になるように性能設計を行います。
耐震性能
すべての建物で耐震等級2以上を達成(特殊な形状を除く)
建物の耐震性能を示すもの、それは住宅性能評価の耐震等級です。耐震等級2以上では、建築基準法に義務付けられる耐力壁の量、配置バランスの検証(壁量計算)に加え、床面や屋根面など水平面の変形のし易さの検証(水平保有耐力)、構造部材そのものの強度の検証(断面応力算定)まで行います。当社の建物は、長期優良住宅を基準とし、すべて耐震等級2以上を達成しています。(特殊な形状の建物を除く)
本当の快適性とは
パッシブ性能デザイン
省エネ性能の高い建物は、冬は温かく、夏には冷房がよく効いて涼しく快適な生活環境を提供します。でも本当の意味で人が気持ちいいと感じるためにはこれだけでは少し足りません。その少し足りないものとは、年間を通しての部屋の風通しであったり日差しの入り方であると思います。この日差しや風の入り方の性能を計画することを私たちはパッシブ性能デザインと呼びます。間取りのプランニングの時より、建物内への風の流れ、日射の入り方を正確にシュミレートすることで、窓の位置や方向、庇の深さなどを適切に計画し、冷暖房機器に頼りすぎない、快適な住環境を手に入れることが出来ます。