自社設計支援システムN.A.D.S
N.A.D.Sとは?
Nakanokenchiku Architectual Design System の略です。
株式会社中野建築では、建物を創っていく上での「建物デザイン」の社内的な仕組みをこのようにネーミングしました。
当社では、建物を作る過程において、構造的なチェックと省エネ性能のチェックを間取りのプランニングと同時進行で進めていきます。ZEH規格の建物では、高い建物性能が求められますが、そのような場合でもスムーズに間取りのプランニングを進めていただけます。
そしてそのプランニングの全てをタイムリーに分かり易くお施主様にプレゼンテーションしていきます。
図面をリアルタイムでビジュアル化、そしてプレゼンテーションの最終形態VRへ
お客様とプランニングを進める上で最も重要なのは、お客様に、出来上がった建物をどれだけリアルにイメージしていただけるかが鍵だと思っています。
当社では図面をビジュアル化(内観パースや外観パース)することで、分かり易く間取りプランニングを進めます。そしてプランニング最終段階においては、VR技術を使って、【我が家】を体感していただけます。
住宅設計者の「デザイン力」は、良いものを造るうえでは欠かせない要素です。しかしながらいくら優れたデザインでも、それがお客様に伝わらなければ、それは、デザイナーの独りよがりになってしまいます。
お施主様とともに創り上げてこそ、はじめてそれが「良いデザイン」であると考えています。
リアルタイムの建物性能計画
これからの時代の流れとして、長期優良住宅のような高耐震、省エネ住宅が主流となるでしょう。そのような住宅を計画する場合、間取りなどの平面計画、外観、内観などのデザイン計画に加え、性能計画も非常に重要で、設計の初期段階から、入念に計画する必要があると思われます。
特に住宅性能評価の耐震等級2以上を確保する場合、平面計画にリアルタイムに追従出来る様に構造計画も、進めていきます。このようなリアルタイムな構造計画の仕組みを実現するには、構造設計者が必要ですが、当社ではデザイナーが同時に受け持つため、連携ミスなどが起こりません。そして、平面計画の変更は、すぐに構造計画の変更に反映されます。またZEH(ゼロエネ住宅)設計時には、高い外皮の性能が要求されますが、平面プラン時に配置された窓などをから正確に性能をシュミレートし、平面計画の出戻りを起こしません。